partUの活動記録
東田端まちワーク
東田端まちワークから協議会設立まで(平成14年7月〜平成15年11月)

東田端まちワーク PARTU
◇ 東田端まちワークPARTUの実施
 実施時期→平成14年10月から15年2月(毎月2回程度)
 参 加 者→PARTT参加者に加え、商店会、園児保護者、学生などに参加を呼びかける。
 実施方式→有志を募り、公社と協働の事務局を設置して企画・運営を行う。

◇ PARTUの目的
 協議会の設立を目指し、まちワークの組織化を進めていきます。また、プランづくりでは、さらに議論を深め、地域自ら取り組んでいく事業、行政やその他の公共機関に働きかけていく事業などの分類を行いながら、具体的な実現策や提案方法を検討していきます。


第1回 平成14年11月13日 午後7時〜
 この日は、ガイダンスでの意見を基に住民スタッフで決めた4つのテーマ(駅周辺活性化、情報戦略、みちづくり、うるおいづくり)ごとにグループ(部会)を分けました。
 グループ別討論ではNTTや地元のコンサルタント会社の方など、新たな参加者も加わり、活発な議論が行われました。


<駅周辺活性化部会>
◇JR貨物用地  出店予定のスーパーとスポーツクラブを核とした東田端駅周辺の活性化を検討。
◇田端駅南口の陸橋について


<情報戦略部会>
◇鉄道のまちづくりのPR策
◇機工街活性化のPR策
◇壁面アート まち歩きにより壁面アート実施候補地を検討(まちの現状も把握)


<みちづくり部会>
明治通りの拡幅・立体化 地域の声を聞くなどの現状把握を行う。
第二下田端ガード    車道部分を狭めて、歩道を広くするなど、解決策を検討。
◇放置自転車対策     JR貨物用地を利用した立体駐車場設置の可能性を検討。
◇バリアフリー対策    駅前ホテルのエレベーターを一般の人にも利用しやすくするための対策を検討。


<うるおいづくり部会>
◇緑化の進め方を検討
 緑化を公共緑化と民間緑化に分類し、それぞれの対策を検討する。
 航空写真や区の資料などをもとに、「緑の調査」を実施する。

第2回 平成14年11月23日 午後2時〜
 まち歩きを行うグループや、会場で議論を深めているグループなど、各グループごとの活動をおこないました。

<駅周辺活性化部会>
◇南口の陸橋  根拠・効果・需要等を検討することの確認
◇田端駅舎改築に伴う具体的提案を今後検討
◇南口駅前広場の設置の必要性を検討
◇JR山手線京浜東北線と東北本線に囲まれたエリアのまちづくりの方向性を今後検討

<情報戦略部会>
◇マップづくり
 主に外から来る人用の情報提供としてマップを作成する。
 小学生、幼稚園児、企業関係者などを集めグループごとにマップ(おいしいお店、銀行、コンビニなど)をつくる。
 鉄道マニアを集め、線路がよく見えるポイントなどを探し、「鉄道八景」マップをつくる。
◇地元企業の見学
 「あの会社がどういうことをやっているの?」普段目にすることがあまり無い地元企業の見学を行う。

◇レールパーク構想
 列車内を食堂にするなど「鉄道マニアのふるさと」づくりを検討する。
◇その他、壁面アートの候補地探し、機工街のイメージアップを考える。

<みちづくり部会>
◇明治通りの立体化  機工街関係者等の関係住民と話し合いをしながら方策を検討する。
◇第2下田端ガード   信号機の設置、立体化などの提案を検討する。
◇放置自転車対策   ふれあい橋下の敷地を活用し駐輪場の設置の可能性を考える。
◇まち歩き         道路の危険箇所などを点検。ミラーの設置の必要箇所等を検討する。

<うるおいづくり部会>
◇まち歩きにより公共緑化について検討
 滝四小、新町中、都営住宅など、大規模敷地の緑化の可能性を検討する。
 明治通り、小台橋通りなどに街路樹を増やす策を検討する。
 駅までの通勤経路をたどり、立ち止まるポイントとなる交差点、横断歩道付近、駅前広場などを緑の強化ポイントとする。
◇JR東日本の敷地を休みの日は開放し、公共空間にすることを検討する。

第3回 平成14年12月11日 午後2時〜
各部会での話し合いの中で、次のような意見等が出されました。

<うるおいづくり部会>
 12月1日に実施したまち歩きをもとに、公共緑化と民間緑化の二つの視点で話し合いを深めました。

<みちづくり部会>
 前回実施した、大きな道路の検討に引き続き、今回は生活に密着した道路に着目し、危険個所のチェックを中心に話し合いました。

<情報戦略部会>
 引き続き、マップづくり、壁面アート、レールパークについて話し合いを深めました。

<駅周辺活性化部会>
 他地区事例を参考にしながら、JR貨物用地の活用とその周辺地域のまちづくりを検討しました。
 また、田端駅舎の改築についても意見交換を行いました。


ファシリテーターからの総括
 まちづくりはこれからが始まったばかりですが、内容が深まり、多くの方にこの活動が浸透してきています。まちワークに参加されているのはごく一部の方ですが、確実にまちが変わりそうな手応えを感じます。来年(15年)もみなさんといっしょにがんばっていきたいと思います。

第4回 平成15年1月11日 午後2時〜
各部会ごとに次のような内容を話し合いました。

<駅周辺活性化部会>
◇田端駅舎改築に伴う施設要望
◇南口跨線人道橋の具体的なイメージ

<情報戦略部会>
◇マップづくりのコンセプトや掲載内容、作成方法
◇壁面アートの実施箇所、方法
◇鉄道八景等、鉄道のまちとしての魅力
◇マップや壁面アートを含めた全体戦略としての「レールパーク構想」

<みちづくり部会>
◇明治通りの改良点
◇放置自転車の実態と改善方法
◇電柱の地中化
◇具体的危険箇所の改善方法

<うるおいづくり部会>
◇道路緑化による快適なみちづくり
◇親しみが感じられる公共施設づくり
◇住民と地元企業による緑化の推進策

第5回 平成15年2月12日 午後7時〜
各部会のミニ発表会で、次のような意見・提案等が出されました。
 また、3月8日のイベント&発表会の打ち合わせを行いました。

<みちづくり部会>
◇田端駅の開発に沿って、シンボルロードの整備、明治通りの立体化を検討する。
  王子と西日暮里を結ぶ道路の整備を検討する。
  道路の危険箇所について、3月8日の「まち歩き」で検証する。

<うるおいづくり部会>
◇緑豊かで快適なみちづくりの具体策
 親しみが感じられる公共施設づくりの具体策
  民間緑化推進のための具体策

<情報戦略部会>
◇レールパーク構想の段階的推進
 ・第一段階 マップづくりや壁面アート等の情報展開
 ・第二段階 トロッコ列車、展望台など中核となる施設の整備
 ・第三段階 地区全域をレールパークに位置付ける広域的活動

<駅周辺活性化部会>
◇JR貨物用地と田端駅改築により特徴のある集客施設を検討
◇跨線人道橋の具体案検討
◇田端駅へのアクセス改善策

第6回 平成15年2月22日 午後2時〜
 3月8日のイベント&発表会「まちの魅力再発見」に向けての打合会と各部会とも作戦会議を開きました。
 また参加者からは、まちワークでの活動を発展させるための、まちづくり協議会設立の提案がありました。


イベント&発表会  平成15年3月8日 午後1時〜
 前日からの雨でお天気が心配されましたが、見事な快晴に成りました。
 地域住民の方など150人が参加しました。普段足を踏み入れることのない、地元企業を見学したり、見通しの悪い道路の確認などを行い、80分程度のまち歩きをした後、部会ごとの活動発表会を行いました。

各部会の発表内容は下記のとおり。

<駅周辺活性化部会>
検討テーマ:東田端地区の活性化を検討していく上で、まず最優先の事項として、駅及びその周辺のバリアフリー化の推進と地域住民への利便性向上を図る施策の検討を行ったものである。
 1 JR田端駅舎改築に伴い地域住民及び駅利用者にメリットのある施設を検討する。
  ・公共施設(区民サービス施設等)→駅前広場、区民事務所、ふれあい館、図書館、託児所等
  ・民間施設(例えば金融機関、名店街等)

 2 駅及び駅周辺のバリアフリー化の推進
  ・JR田端駅改築に伴うバリアフリー化の促進の要請を図っている。
  ・新田端大橋(東田端寄り)にエスカレーター・エレベーター等を設置する。
  ・南口跨線橋の設置に向けた具体的な検討を進める。また、それに併せての南口駅前広場についても検討していく。

<みちづくり部会>

検討テーマ:安全なみちづくり
1)都市計画や議会で請願などが提出されている道
 A.明治通りの立体化
  ◇現在、日暮里舎人線が建設されている尾久橋通りと明治通りの交差点の立体化の時期が明確でない。早期事業化を推進したい。
  ◇身近な問題として違法駐車が多い。
 B.第二下田端ガード
  ◇ガード下拡幅の請願を提出しているが事業開始が明確でないため、暫定的に歩行者の通行幅を確保するために3つの提 案を考えた。

2)地区のシンボルとなる道
  ◇田端新町本通り(東京都管理)の歩道を広げ、緑ある道づくりを提案する。(うるおい部会と歩調を合わせる)

3)安心・安全な通学路
  ◇子供を安全に通学させるためにいくつかの通学路のルートを検討したが、結論は出ていない。
   今後、PTAと連携を深め、現状を確認し、問題箇所の解消を図る。

4)身近な道
A.点検確認した道
  ◇いつも通る道に危険が隠れている。それを自ら検証することも必要。手始めに自転車の飛び出し防止を確認できるカーブミラーの不足箇所点検や、危険な交差点を調査した。(部会では区職員と一緒に歩いた)むつみ通り商店街の交差点に自動発光式点滅器が早期に設置された。

B.バリアフリーの道
 ◇通行の障壁となる放置自転車、違法駐車についての検討を行なってきたが、具体的解決策は見出せなかった。
  高齢化が進む中で、駅周辺の階段にはエレベーターやエスカレーターが必要となる。


<うるおいづくり部会>
 検討テーマ:緑とうるおいのまちづくり
1)緑豊かで快適な道づくり
  @JR東北本線内側の「歩車共存道路化」
  A東田端一丁目商店会の買物道路としてのリニューアル
  Bガード入口部・内部の改良
  C田端駅へ向かう3本の道路の緑化

2)親しみが感じられる(公共)施設づくり
  @三角公園の改良
  A滝四小前の道路の公園通路化
  B区営アパートまわりの空間改良
  C交差点付近へのポケットパークの設置
  D都道における緑の充実

3)このまちに住み、働く人々の心遣いが感じられるまちづくり
  @企業敷地周辺の修景・緑化の要請
  A各戸の花や樹木による修景・緑化
  B地区としてまとまりが感じられる演出
  C皆が気軽に実践するためのしくみづくり
  D企業への敷地開放の要請


<情報戦略部会>
検討テーマ:東田端の魅力を全国に発信〜地区のまち興しを考える。
 田端レールパーク構想の推進による地区の活性化
  地区全体を巨大な「レールパーク」とすることを目指して、次のような段階的な取り組みを展開する。
 第1段階 「鉄道のまち」としての情報展開
 ・鉄道八景の設定
 ・東田端を訪れる人のためのマップづくり
 ・壁面アートの実施
 ・ホームページの開設、鉄道博物館の試験的実施、鉄道大学校、鉄道装置の収集などの検討

 第2段階 拠点整備とネットワークの構築
 ・鉄道大学校の開講
 ・鉄道博物館の整備
 ・鉄道装置や機工街をモチーフとした街かど広場の整備
 ・鉄道逸品ネットワークの確立
 ・田端〜尾久間のレールバス&トロッコの検討

 第3段階 駅周辺開発への波及展開
 ・東田端全域にレールパーク事業を展開、地区計画による誘導効果を高める。
 ・地区内企業及び店舗との協力体制づくり→中核組織の法人化
 ・共通チケット制の導入